大徳寺を散策

 

京都への仕事の出張のついでに、大徳寺を散策。
大徳寺は茶道にゆかりがあることで有名。

昨年、一昨年も京都に来ていたが、茶道を本格的に再開したこともあり、大徳寺が気になった。

 

村田珠光、武野紹鴎、千利休のいずれもが大徳寺と縁がある。
大徳寺の中興の祖は一休和尚であるが、その一休和尚に帰依したのが、村田珠光である。
また、千利休の失脚の原因の一つは大徳寺三門に自身の木像を飾ったことであるともいわれている。
大徳寺の境内は広く、境内の中に、別院2ヶ寺、塔頭22ヶ寺があり、塔頭の多くに茶室が存在している。
利休忌 (千利休の月命日) には、いろいろな茶室で交代で茶会が開かれており、普段公開されていない塔頭にも入ることができる。

今回たまたま、普段公開されていない塔頭の一つ聚光院が特別公開されており、中に入ることができた。
残念ながら、写真撮影は禁止。
本堂の狩野派の障壁画は親子三代それぞれ特色があり、豪華さに目を奪われた。
表千家7代如心斎の寄進による閑隠席は全体的に薄暗く台目棚のあるお茶室らしいお茶室。夏ということで炉は閉じてあった。
一番目を奪われたのは、新しい書院障壁画の滝。鮮やかな青と白のコントラストが印象的だった。
千利休墓に墓は、順路になく、見ることができなかった。
http://kyotoshunju.com/?temple=daitokuji-jukoin

興臨院も、この日はたまたま公開されていた。こちらも残念ながら写真撮影は禁止。
聚光院よりも人が少なく、のんびりとみることができた。
聚光院が華やかな雰囲気だとすれば、興臨院は素朴な雰囲気。
こちらにもお茶室、涵虚亭がある。このお茶室は織部好みで、四畳台目に板がついており、にじり口のほかに、貴人口がある。
秋に来たら、紅葉がきれいそうだった。
http://kyotoshunju.com/?temple=daitokuji-kohrinin
https://kyoto-design.jp/spot/11735

また、普段公開されている高桐院にも立ち寄った。
こちらは竹林に囲まれており、落ち着いた雰囲気。
人も少なく、庭園もゆっくりみることができた。
創始者が細川忠興(三斎)であり、三斎好みの茶室、松向軒がある。
二畳台目で侘茶らしさがある。
ここでは、お茶を飲むこともでき、茶碗等も販売している模様。
https://kyoto-design.jp/spot/2732

 

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3つ回ったところで疲れてしまい、1時間30分程度で切り上げて、ランチへ。
何回か京都に来ていたが、大徳寺についてはこれまでほとんど知らなかった。
茶道についてさらに学んだうえで、今回は若干混んでいたので、空いているときを選んで、また来たいお寺。